翡翠(ヒスイ)

個人のコレクションも水晶だけなんですか?」と、たまに聞かれることがある。
ヒマラヤ水晶に惚れ込んでこうやってお店をオープンさせた店主ですが
水晶以外にも好きな石はあります。
今となってはどこに国に行こうと展示会に行こうと仕事優先!!どうしても
水晶ばかりを見てしまう私ですが、、、、、、

水晶のほかに好きな石は?と聞かれればそれは「翡翠(ヒスイ)」
東洋のエメラルドと言われる翡翠。

jade-ring

これを身に着けて街を歩くと中国語で話し掛けられる確率、高いです。
本場中国でもこのドーナッツ型のペンダントトップはとてもポピュラーで、
小さな子供も身に着けていたりする。
翡翠の印

その昔、中国に行ったときに入手したもの。
ちっともかわいくない獅子が気に入って。
名前を篆刻(てんこく)してもらったので今でも手紙を書いたりしたときに使っています。
本当は凹の篆刻をしてもらいたかったのですが、
「石が硬いので(翡翠だから)無理」と言われてしまった。

翡翠(ジェイド)には2種類あって、硬玉(ジェイダイド) 軟玉(ネフライト)
中国人がこよなく愛するのは硬玉、本翡翠のほう。
「愛人にはダイアモンドを、本妻には本翡翠」と言われるほど中国ではダイアモンドの上をいく翡翠。

アジア方面に行くと「これ、○○ジェイドだよ」とお店の人が口にする。
正直、この「○○ジェイド」って言い方聞き飽きた!!というくらい耳にする。
私が今まで聞いた「○○ジェイド」で多かったのは次の3つ。

インド翡翠(ジェイド)・・・・アベンチュリン
マイカ・ジェイド・・・・・・・マイカ=雲母、ジェイド=翡翠、、、、すなわちアベンチュリン
チベタン・ジェイド・・・・・・緑色のメノウ(緑色のプラスティックでも平気で言ったりする、、、)

知り合いの中国の方は言う:
「本当に質の良い翡翠が欲しいなら、多少高くとも日本のちゃんとしたお店で買いなさい。安全だから」
ミャンマーのおっちゃんも言う:
「本気で翡翠が欲しいなら、まず見る目を養え。買うのはそれからだ」

、、、、そのくらい翡翠はナチュラルなものと加工処理済のものを識別するのが難しいらしい。
「見る目を養え」と言うけれど最高級の翡翠を見比べることのできる場所と言えば
台湾・故宮博物館しかないような気がします。私。

以前、なにかの番組でインタビューを受けている宋美齢(蒋介石の妻)を見たことある。
お歳を召しても美しい、、、、でもそれだけではない。
彼女の身に着けているバングル・指輪・ネックレスに目が釘付け。
一瞬、「エメラルド?」と思ってしまったほどの鮮やかなグリーン。
しかし独特な蜂蜜をたらしたような照りはまぎれもなく翡翠。
「これが”ろうかん”の翡翠か、、、」本当に美しい翡翠だった。

翡翠の似合うおばあちゃんになりたい、、、、これ私の理想。

*ろうかん:青々とした美しい竹を意味し最上質のジェイダイトを指す。