大きな世界、小さな世界

  

蚊の攻撃をかわしながら世界(大きな世界)と小さな世界(私だけの世界)で

起こっていること、変わろうとしていることを、ボーと考える。
パリで起こったこと、シリアでは毎日起きているんだよな。

私がもし、その地で生まれ育ったなら、

危険な海を渡ってでも、厳しい寒さのヨーロッパを徒歩であっても国境を越えると思う。

迎え入れてくれるであろう異国の、国境に向かってひたすら歩くと思う。

雨季の雨のような爆弾投下に日々さらされるくらいなら。
海を眺めながら、ふと、すでに大戦は始まっているのではないか?思いがよぎる。

極東の、小さな島国にいると実感できないだけであって。

誰か、復讐をしないという勇気を持つ、リーダーっていないんだろうか?

 

ホワイトラブラドライト
 
私の、ささやかな小さな世界では、ひたすら指先を動かす日々。

このささやかな世界があるから、私は日々生きていけるのだと思う。
いつの日か。

戦争と差別がなくなって、『戦争』『差別』という言葉さえもなくなって

『昔の本を読んでたら、「センソウ」「サベツ」って言葉が出てきたの。
辞書に載っていないんだけど、お母さん、どういう意味?』

子供が、親にそんな質問ができる日が来て欲しいと思う。

そんなの、現実的に不可能だ、と鼻で笑われるかもしれないけど、

理想は高く掲げておいたほうがいい。
憎しみのスパイラルのために命を落としていった魂のために

祈りを捧げる日々。

投稿者:

tigressyogi

1969年冬・東京に生まれる 世界放浪中にクリスタルの美しさに心を奪われ クリスタルショップ Tigress Yogi を立ち上げる 筋金入りの偏頭痛持ちだか、日本を離れるとなぜか頭痛は消える 米国クリスタルアカデミーIntermediateコース終了 出没地:インド、ネパールその他山岳地帯

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