2018年の夜明け

あけましておめでとうございます。

本日から少しずつではありますがサイトを再開いたいします。

 

昨年秋の台風ののち、家の裏山が崖崩れとなり

数週間に及ぶ避難・ジプシー生活を送って、その中での新居探しと引っ越し。

新居でのネット環境の整備に予想外に時間が掛かり2か月が過ぎてしまいました。

安全な、「自分の居場所」を見つけることができ

新年は、空襲警報レベルの船の汽笛を聞きながら

新しい新居で新しい年を迎えることができました。

ここは横須賀。

新居を見つける際、都心方面に戻ってはどうか?と人から

アドバイスをもらいました。

東京で生まれ育つとその特殊さがいまいちわからなかったのですが、

東京というのは、やはり便利な街です。

それは仕事に関しても、暮らすことに関してもとにかく「便利」。

横須賀生まれの人たちからも「わざわざこんなところ住まなくても。自分はここで

生まれ育った土地だから不便さは感じないんだけどね」と言われること、多々あり。

見知らぬ土地・横須賀に流れ着いて数年。

余儀なくされた引っ越しなら、「元居た場所」に近い土地に移るいい機会では?

そんな感じのアドバイスをもらっていたのですが。

 

なんの根拠もなく「東京から南下したい」という理由で住み始めた横須賀なのですが

海と山が見えて坂の景色が広がるこの街に、もう少し身を置きたい。

足腰が丈夫なうちはまだ坂の上に住んでみたい、美しい景色の広がる山中で。

そんなに「便利」でなくてもいいんだ、もう。

今しばらく、この土地で生活を続けます。

 

秋から冬にかけて。

土砂崩れという引き金が、実はいろんな物事の引き金だったらしく、

盆と暮れが一緒にやってきたごとく、様々な変化が押し寄せてくて

若いころだったら絶対に打ちのめされてたな、と思うのですが、

人間長く生きていると、肝が据わってくるというか・開き直りができるようになるというか・

何事も楽しまないと損をする、そんな長くないぞ、残りの人生。もったいない。

そう、「楽しまないともったいない」という気持ちのほうが

大変さより上回ってしまうようで、体力的にはきついんだけど、

歳取るって(開き直るってと同意語)悪くないな、、と認識した昨年下半期。

 

まだ未開封の段ボールと、パッキングしたままの石たちが

新居にどっさりとあるのですが、

2018年。

どんな年になるんだろう?

死なない程度に生きていくという、私のは宿命は

どんどん加速していきそうな予感がするのですが

立ち止まるなんて、もう許されない。

廻れ輪。流れろ河よ。

 

まったく予想のつかない1年となりそうな気配漂う新年。

今年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

投稿者:

tigressyogi

1969年冬・東京に生まれる 世界放浪中にクリスタルの美しさに心を奪われ クリスタルショップ Tigress Yogi を立ち上げる 筋金入りの偏頭痛持ちだか、日本を離れるとなぜか頭痛は消える 米国クリスタルアカデミーIntermediateコース終了 出没地:インド、ネパールその他山岳地帯

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