8アナザー・ワールドから俗世に帰還。

昨日、クンブメーラからバラナシへ戻ってきました。
沐浴翌日当たりから熱を出してしまい(そりゃそーだ)
ユニクロのフリースが湿ってくるくらいだから、結構な熱。

10日が最大の日でしたが、なんで前日にデリーテロ犯の絞首刑を当ててくるのかな?と
少々不安要素もありましたが、不安のベクトルは別方向に向かい、
駅の連絡通路の歩道橋が落ちて50人近い人が死んだり、
(日本でも報道されたとか・結構エグい写真が一面を飾ってました、現地では)
クンブメーラの会場でも、圧死者がでたりと、う〜ん、なかなか大変だったようです。

前回のときより、外国人観光地客もどっと増え
カメラをサドゥに向けても咎める人がまったくいなくなった、、、、、
と、いうか、インド人自体もみんな写真撮っているし、
カメラを向けられて怒るサドゥもいなくなった。
そして警官も英語を話すことができ、場所を聞いても親切に答えてくれた。
12年も経つと、いろんなことが変わってくるんだな。

12年ぶりのイラハバードのクンブメーラ。
(現地ではアラハバードでなくイラハバードとみんな言う)

3年前のあの震災のとき、状況が刻一刻と悪化する中で
一番最初に浮かんだ思いは、
「あれ?私は2013年のクンブメーラに行けなくなっちゃうの?」でした。
なんでそんなことが一番最初に浮かんだのかは、自分でも定かではないのだけど、
すべてはノー・リーズン。浮かんできちゃったものは、仕方がない。

この6日間、まったく英語を話せない度99.999パーセントのサドゥたちとの生活。
「濃厚な日々」とか「圧縮されたような日々」を超えて
それは既に「アナザー・ワールド」でした。

書きたいことはたくさんあるけれど、今しばらく熱冷ましに専念します。

バラナシのガンガー沿いの部屋に泊まっていますが、
今まではずーと、そこで沐浴する人々を見て、
「よくやるよな、こんなに汚いのに。私には勇気ない」なんて言っていたのに
バラナシから更に下流地点での今回の沐浴、、、、、
熱だけで済んだだけ、ラッキーだったのかも。

思っていた以上に楽しんだ。

囲炉裏とその火、灰は神聖なものなので、サドゥ以外は触れることができない。
この灰を体に塗って、沐浴の日にサンガンに向かう。

投稿者:

tigressyogi

1969年冬・東京に生まれる 世界放浪中にクリスタルの美しさに心を奪われ クリスタルショップ Tigress Yogi を立ち上げる 筋金入りの偏頭痛持ちだか、日本を離れるとなぜか頭痛は消える 米国クリスタルアカデミーIntermediateコース終了 出没地:インド、ネパールその他山岳地帯

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