この日が来るたびに、自分自身に、改めて言い聞かす言葉。
死ぬまで、生き続ける。
どんなにかっこ悪い生きざまでも、すべてを投げ捨ててしまいたくなっても
「あなたの今生でのライフレッスンは終わりましたよ」
その合図がくるその瞬間まで、生き続ける。
時が経つにつれて、当時の映像が辛すぎて直視できなくなってきた。
年々辛さが増してくる。
あの日、当時住んでいた横浜でも相当揺れたし、
テレビは津波か福島原発の映像しか流れていなかった。
それを余震の中終日見ていた気がする。「見ることができた」といったほうが正しい。
当時だって、辛かった。でも、恐怖のほうがそれをうわまっていたのかもしれない。
圧倒的な破壊力を持つ自然への恐れ。
刻一刻と変化する「現実」。
関東地区だって、次の瞬間、どうなるかわからない、そんな恐怖。
あの時も、世界中で戦争していた。
地震津波でこれだけの人が一瞬にして死んでいくのに、
なんで戦争なんてしているんだろう?と、心底不思議に思った。
津波は止めることができない、でも、戦争は止めることができるはず。
多くの魂の救済を。
Om namah shivaya
自然は美しく、時に一瞬にして多くの命を奪う