2011/12/26 12:48:15
映画「スラムドッグ$ミリオネア」の、原作の小説。
映画よりよっぽどおもしろいよ、、、と人に勧められて
いまさらながら読んでみた。
うん、断然、小説のほうがおもしろい!!
10月のミュンヘン行きの、長時間フライトのために、、、、と
このボリュームのある本を購入したのだけど。
、、、したのだけど、「ちょっとさわりだけ読んでみよう、、、」と
読み始めたら、もう止まらなくなって、読破してしまった、ミュンヘン行きの前に。
ぐっと引き込まれるストーリー展開だ。
悲惨なインドの、恵まれない人々の現実がそこにある。
これ、「物語」でなく、本当にそんな現実が存在している。
もちろん、過去のはなしでもない。
映画と原作ではストーリーも、そして結末も少々違ってくるので、
映画を見た人でも「原作としてではなく」、別の小説として楽しめるかも。
原作のほうがいいよ、、、、とお勧めなんだけど、
映画の中で、路地裏からひょっこりクリシュナが現れるシーンがある。
とても印象的で、幻想的なシーンだった。
そして、本当にひょっこりとクリシュナが現れそうな場所や、
その瞬間が、あの国には存在するんだよね。