ロイヤルブルーのラブラドライトに集中していた後、
ペールカラーに意識を向ける。
発光するかのように輝くシラー。
これもまたラブラドライトならでは!の美しさ。
ロイヤルブルーはひたすら静寂の世界へ誘ってくれて
そして、この摩訶不思議な地上で生きている自分を強く実感した。
ペールブルーに集中していた日々の出来事。
偏頭痛の嵐に見舞われた6月下旬からの数週間。
その後、ぴったりと頭痛が止む。
鎮痛剤が欠かせなかった私にとっては奇跡のような出来事。
もちろん、これは一過性のものかもしれないし、
正確に言えば、この期間、お酒の飲めない私にとって
信じられないほどお酒を飲む機会があって、2度ほど
悪夢のような二日酔いを経験し、鎮痛剤のお世話になった。
頭痛が止む、というのはこの20年間の日本生活では
奇跡的なこと。痛みのない生活というのは、こんなにも
人を幸せにするものなのか、知らなかった、私。
痛み解放な日々の中、私の周囲の環境が少しつづ、そして
確実に変化する。まるでなにかの準備段階のように。
今、私はしっかりと、大地を踏みしめている。
大丈夫、どんな変化が来ようと、自分を見失うことはない。
、、、と、自分自身に言い聞かせる。
「理由付けは必要ない。自分の気持ちに素直に従え。
これからやってくる様々な変化を善悪で判断するな。
ただ、受け入れるのみ」
声にならない声は、そう囁く。優しさと威厳を持って。
なにが始まるのかは、まったくわからない。
でも一つの場所に留まっているより、私は流れていたほうが
心が安らかになる。
それはまるで勢いよく流れる川の水が、濁りをしらないように。
流れに乗り始めた7月もあと1週間。ペールブルーのルースの裏は、びっくりするほどのイエローシラー。
じっくりと焦らず編み上げています。
今月中には、ラブラドライトのペンダントを
いくつかサイトに掲載する予定です。