空気と水と景色がきれいな村に滞在しています。
畑仕事をする村の人々、ゆっくりと流れる時間、そして静寂。
孔雀の鳴く声が聞こえてきます。
4部屋しかない、小さなゲストハウス。
2013-04-09-1
日中の山の日差しは強いけれど、朝と晩はひんやりとした空気に覆われています。
風が吹き抜ける村。
建設中の建物があちらこちらにあって、
あと数年もすればこの静寂も失われそうで、
いいタイミングで、この村にやってきたな、という感じ。
ここでしばし、私はアクセサリーつくりに没頭する予定。
今回、一緒にこの村にやってきた旅友達は、仏画のスケッチに没頭中。
実は、ここ、ヨガの聖地・リシュケシュ。
滞在している多くの外国人はアシュラムなどでヨガのトレーニングを受けていて、
数ヶ月単位で滞在する人も多くいる。
なので、ゲストハウスの部屋は自炊用の小さなキッチン完備のところが多い。
ここまできて、なぜヨガをしない?
なんか、流れに反しているような気がしないでもないけど、
クンブメーラではじけて、入院して、石の仕入れをして、その他諸々と
なにかとエキサイティングだった今回の旅。
少しぐらい、「自分の流れ」を作って穏やかに過ごすのも悪くはない、、、はず。
渦の中に、飛び込んで、身を任せるのではなくて、
自分の「場所」や「時間の流れ」をキープする。
鳥の鳴き声と共に目が覚め、吹き抜ける風が身体を貫き、
しばし朝の瞑想、そして朝ごはん。
一緒にやってきた旅友達は、腹を壊していて、
「マサラは毒だ」とまで、言い放つ状態。
なので、しばし、マサラ抜き生活を送ることを決める。
、、、、でも、なかなか難しいのよ、インドの村で、マサラ抜き生活。
ヤギのチーズと、トマトと、パンと、ヒマラヤソルトと、トゥルシー・ティー。
なぜかここではいろんなチーズが手に入り、チーズ選びは旅友達の役目。
真剣にチーズを選ぶ。そんな真剣な顔、見たことないぞ、ってくらいに。
卵くらいの大きさのトマトが5つ5ルピー(10円)
その美味しさは、日本のフルーツトマトなんて比べ物にならない美味しさ。
そこにちょっとだけヒマラヤソルトで、甘さをさらに引き立たせる。
もう、ほんとうに、エクセレント!!な朝食。
そして幸せな1日が今日も始まる。
部屋には小さなキッチン。
自炊したい人は、ガスコンロや調理機材を持参してお好きなように。
ここから15分ほどのメインストリートの店には、
自炊用のパスタやお米、そしてインドの豆で作った醤油や味噌まで売られている。
日中、他の滞在者はヨガに行ってしまうので、バルコニーもほとんど貸切状態。