「デリーに戻る前日にまた診察に来てください」
、、、、メン・ツィー・カン(チベット医学病院)のドクターに言われたので、再診。
、、、、そうか、明日でこの地を離れなくてはいけないのか、寂しいな、、、
熱は既に下がっている。腰痛は、、、、ちょっとだけ突っ張ったような違和感あり。
早速ドクターが両腕の脈を取る。
ふん、ふん、ふん、
気管支系の弱さと、抵抗力のなさ、を指摘される。(ビンゴ!)
しばらくの間、薬を服用したほうがよさそうだけど、続けられる?と聞かれる。
あ、がんばります、ドクター。処方してください。
そんなわけで処方してもらった薬、45日分。
箱に入っているのはハーブティーで朝ごはんの前に飲むもの。
「ドクター、食べ物は?肉・魚・卵は食べてもいいですか?」
「うーん、いけない訳ではないけれど、、、、あなたの国にはトーフという食べ物があるわよね?」
畑のお肉・豆腐。あります、あります、日本に。
だったら、せめて服用している間はベジタリアンになっちゃおうか?ってことで。
どうせ、日本を出てから既に肉も魚も卵も食べてない。
最後に食べたのいつだっけ? 多分、機内食だな。バンコク・ネパール間の。
45日間ベジタリアン宣言。
でも、食べたくなったらどうするか?
食べちゃえ、食べちゃえ。我慢は禁物。
食べたいのに我慢して、肉食している人間を見下すベジタリアンになるくらいなら、食べちゃえ。
薬代、45日分で400ルピー(1000円ちょっと)
*帰国して8月現在、いまだにベジタリアンな私。
とくに肉魚が食べたい、、、、とも思わず。
ああ、明日はデリーに戻るのか、、、、、寂しいな。
追記(2015 8)
この記事から7年経ちましたが、いまだにベジタリアン生活は続いています。
どんな変化がある?とよく聞かれるのだけど、
まず、一、体のキレがよくなる。ヨガのポーズを取っていて
次のポーズに移るときの体のキレが依然とはまったく異なる。
二、感覚が鋭くなる。
鋭くなりすぎて、色々なものを感知してしまいとても疲れてしまった時期も。
他人がどんな波動を出しているのか、不幸なのか幸せなのか?
負の波動もクリアに感知できてしまい、しばらく人に会うのが嫌になった。
三、 瞬発力はあるけど、持続が難しい
これはきっと、体重の管理がうまくいかないからだんだと思う。
元々太れない体質だったけど更に体重を増やすのが困難になった。
で、スタミナがなくなっちゃったのかも。
四、いくら食べても胃もたれしない。
大食いで食いしん坊な私は、キャパオーバーな量を食べて
よく胃もたれを起し、後悔したこと、数知れず。
今は胃もたれってどんな感覚だったか忘れてしまったほど。