2022年が過ぎていく

ここ何年かは大晦日が来るたびにつぶやく言葉。『今年も生き延びた

一種の生きていることへの感謝の気持ち、なんだと思う。同時に何かに生かされているなとも思う。若いころは健康で生きているのが当たり前でそんなんことに感謝するなんて想像もできなかったけど。歳を取ったんだな、でも何かに感謝できるって素敵なことだと思う。

今年はいくつかの催事に出てお客さまと直接お会いできたことがとても嬉しかった。

そして随分たくさんのオーダー作品を作った年でもあった。

自身のために、友達のために。故人の思い出の品をペンダントに。

経緯を聞いてから作り始めたものもある。

それぞれに物語があり、その物語をそっと心に留めて指先を動かすことも。

旅立った石たちがいつまでも輝き続けますように。

皆様、穏やかな新年をお迎えください。