クンブメーラ、バラナシでの熱もさがり石の仕入れのためやってきたネパール。
石の仕入れで町中を動き回り、日本への輸出も終了。
が、インド熱がぶり返し、病状は急変。血痰を吐くまでになり
入院生活を送ることになってしまいました。
なので、この期間のブログは記事はなし。(記憶さえ定かではない)
入院生活の中、とても印象に残る出来事がふたつ。
入院初日、真夜中に息苦しく目を覚ます。
目を覚ましているつもりだけど、高熱で意識は朦朧としている。
その時、ふと傍に亡くなった母親を感じる。
生前の、母と接している時の雰囲気、、、、とでも言えばいいのか?
とにかく近くに母がいる。 とても懐かしかった。
迎えにきたのか、心配で様子を見にきたのか、わからないけど、
こんなことって、あるんだな。
そして入院2日目の朝。
目を覚ますと、酸素マスクと点滴が効いているせいか、「苦しくない」。
苦しくない、息ができる。そう思った瞬間、嬉しくて涙が溢れる。
そして天井から光の柱(そう表現するしかない)が降りてきて、私の体を貫く。
呼吸ができることが嬉しくて、とにかく涙が止まらない、、、、
退院後、しばらくして石の仕入れを再開するのだけど、その時この石に出会う。
ああ、光の柱だ。私の体を貫いた。出会った瞬間、理解する。
このシンクロは何を意味していたのかは全くわからない。
ただ、「こう言うこともあるのだな」と受け止めるしかない。
懲りない私は、ネパールでしばし療養したのち、インドへ戻る。
旅の後半が始まります。