悲しい出来事とリンクしてしまうようになった桜。
桜が悪いわけでなく。
新生活が始まるこの季節の踊る心、そして桜。それが定番だったのにね。
「震災当時は小学生で、、、」
進学や就職で故郷を離れ関東圏で生活する震災経験者によく出会うようになった気がする。
当時、メディアで得た情報とは違う側面の話を、聞く。
切り取られた被災者のインタビューでなく、オフレコで聞くその当時の記憶は
本当に生々しく、泥臭く、なんでもかんでも美談に持っていこうとする風潮が薄っぺらく思えてくる。
もちろん、本当の美談もあるのだけど、ね。
風化させてはいけない出来事だし、そこから学ぶべきことはたくさんある。
(本当に学べているのかな?)
去年も、今年も、来年も。
この先ずっと、この日が来ると声に出して心に誓う。
死ぬまで生き抜こう、そして今を生きよう。