
12月3日の日曜日、今年最後の出店をいたします。
場所は横浜です。詳細が決まりましたらお知らせします。
実は12月の頭の3日間、他の作家さんたちと催事を計画していたのですが、そちらは延期となってしまいました。
私、只今なかなかの重症の<バネ指>になってしまい、通院中です。それでも!小さな作品になりますが、12月3日の出店に向けて指の様子を見ながら製作しているのが、雪の結晶のピアス。
クリスマスカラーで作ってみました。
でも本当に冬なんて来るんだろうか?今も半袖着ながらブログを書いています。
このまま春が来るんじゃないか?
いや、もう一度夏になるんじゃないか?(絶対にイヤ!)
クリスマスを意識して作品作っているのが、不思議。
夏のトラウマ、壊れた指とパソコン
今年の辛かった夏、頭空っぽにして何も考えないようにして気の進まない仕事をしていた数ヶ月間。やっと解放されてみたものの、自分で認識する以上にトラウマになっていたようで、『またあの場所に引き戻されるのではないか?』『いや、もう終わったんだよ、自分の世界に戻ったんだよ』と、自分の中で問答をする日々。
そんな中、指の痛みが酷くなり病院通い。そして4年しか使っていないパソコンがある日、突然、死んだ。
『これからもっと悪いことが起こるのではないか?』
『イヤ、辛い夏はもう終わったんだ』
大事な商売道具である指を痛めたことが引き金となって心が負の方向に傾く。
こんな精神状態って絶対によくない。どうすればいいのか?
落ち込んだら体を動かそう、ひたすら歩け
横浜から鎌倉まで歩いて行けるらしいよ
そんな噂を小耳にはさみ、何もしない日を無理やり作り、友人と鎌倉参りをすることに。徒歩で。
横浜の金沢区に朝夷奈の切り通しという、鎌倉に通じる道。昔はひとひとりがやっと通れる幅の道で、ときには追い剥ぎも出没したそう。
横浜にもこんな場所があるんだな、と驚きの道。

ひたすら歩く。歩く。
気がつくと住宅街が現れ、そこは鎌倉。
途中、道連れの友人の親戚宅に立ち寄る。
「酉年だよね、お不動さんにお参りしておいで」
友人は同い年。なんで酉年がお不動さんなんだかわからないのだけど、やけにこの言葉が心に響き近所のお寺へ。
実は、今年、まだ初詣に行ってなかった私。
11月の初詣。

小さなお不動さんに手を合わせる。
「断ち切る。はい、終了」
どこからともなく、そんな言葉が浮かぶ。
歩いた、というか歩けた。鎌倉まで。私、まだ弱っていない。大丈夫。まだ、歩ける。
心が負の方向に傾いたら、歩け、体を動かせ、自然の中に身を置け。
これがいざ鎌倉で学んだ教訓。
山道も人生も、前に向かって歩くしかないんだよなぁ、、、