再会とマクラメ合宿

旅友達でありマクラメ友達でもあるKさんが我が家に 

「マクラメ合宿」と名を打って遊びに来てくれた。

SNSで繋がっているので、長く会っていなかった感が全くないのだけど

振り返ると、最後に会ったのは7年前のインド。

クンブメーラというヒンドゥー教の祭で、私は12年ぶりのクンブメーラに行きたく、

仕入れの旅を兼ねてインドへ。Kさんは撮影のお仕事で現地入り。」

恐らく現地は広すぎて・カオスすぎて会うのは不可能。クンブメーラののち、バラナシで

会おう、そんな約束をしていたのに、何故が現地でばったり会う。

あの人混みの中、夜明け前のパレードの中で。

ニュー・ノーマルライフの中で、お互い時間だけはたっぷりある。

平時の際はお互い忙しすぎてこまめな連絡も取り合えなかった。

こんな時こそ、会おう!ということで我が家へご招待。

さて、私の合宿の課題はこれ。

溝付きルースにトライすること。

南米ではこの溝付きルースの方がポピュラーだそう。

以前、インドの石の仕入れでアルゼンチン出身のマクラメアーティストが

大量にこの溝入りの加工をオーダーしていた。

Kさんもこの溝付きの方が全然楽だよ、とのこと。

漆黒のレインボーオブシイリアン。このキリッとした漆黒が好き。

年齢を重ねた女性に似合う黒、だと密かに思っている。

コツを掴むまでにはしばし時間がかかるかな?という感じ。

出てくるコードの数がとても多くなるので大きな作品を作るのにはとても適していそう。

さて、どんな大作を作ろうか?構想中です。

ある日の一日。歩こう。

思いもよらず早起きをしたので、ゆっくりと朝食の準備をする。

春からほとんど外出せず、「朝が忙しい」ということがなくなったので毎朝具を変えながら作るサンドウィッチとコーヒーが朝食の定番。ベジタリアンゆえ、元々外食はほとんどしないのだけど、春から99パーセント近くが自炊。サラダにドレッシングを和え、焼きチーズと共に挟む。ハニーマスタードも忘れずに。

「口からモノが食べられる、まだまだ私は大丈夫」と残すことなく朝食を終えて頂いていたオーダーのアクセサリー製作に取り掛かる。体調不良が続いた数年だけどオーダー分はコツコツと指の調子を見ながらこなしてきました。

数時間後、少し集中力が切れてきたのでブレイク。ふと、少し散歩をしてみようと思い立つ。先日、知人から「方位」についてのアドバイスを頂き、その方向に足を伸ばしてみよう。

歩きながら、いろいろな思いが巡る。友達のみんな、どうしているかな?基本的に出不精で家にいるのが好きで、人とあわなくても苦痛でない私だけど、ここまで長期間だと流石に人恋しくなってくる。          人と関わること。                         SNSは発達しているけど、美味しいものを一緒に食べて、美しい風景を眺め、音楽を聞いて、アートを観る。一人でもできることなんだけど、同じ空間を共有するってこと、とても大切なことだったんだと改めて痛感する。 春から秋にかけて、毎年催事に出店をしていたけど、それも全てキャンセルになった。直接作品や石を手に取っていただいて言葉を交わして。毎回、楽しみにしていたのだけど、それも難しい時代に突入しちゃったのだな。

小一時間考えながら歩いていると、素敵に風景に出会う。横須賀・浦賀。 歴史の教科書にも載っている黒船来航の地、1853年。小高い山の上から撮影したのだけど、167年前の浦賀の住民もここから湾を眺め、黒船を目撃したんだろうな。当時の人にしてみればきっと、宇宙人を目撃しちゃったような衝撃だったと思う。相当怖かったと思う。いつの時代も「未知なるモノ」は恐怖でしかないのだから。コロナも、いろいろ解明されてワクチンや特効薬ができたら、こんなにも恐れなくて良くなる、そんな日が来るのな? 浦賀の景色を眺めなら、コロナを思う。 久しぶりによく歩いた1日。  

小さな神社があったので、浦賀上陸記念におみくじを引く。大吉。「病気」のところに「重いが全快」とあって苦笑。そうか、重症なのか、私。

前を向けそう、、、そう感じた時にこの石がそばに。いつもいつも、石には助けられてきた。一見地味だけど、法具のような貫禄。

転んで、立ち上がって、また前に進む。

色々なことが停滞してしまい、本来の居場所から遠く離れてしまったここ数年。

このブログも、そしてネットショップのも更新が止まっていました。

ここ2年ほど、病気と怪我が身に降りかかり長期体調不良の日々を過ごしていました。これほど健康保険証をフル活用したのは初めてのこと(日本の医療制度万歳)

病院行く→要精密検査→戒名の如く病名を頂く。(ちっともありがたくない) これが繰り返される日々。病院にいけば行くほと病名が付くもんだから、治療であっても病院なんか、行きたくない!と、本気で思った。

虫歯と偏頭痛以外、病名なんて要りません!粋がってみても血液検査は私自身のいろんなことを数値で教えてくれる。そして不愉快な症状や痛みというのは人から気力を奪う。もう、ひたすら耐えるしかないし、投薬その他でコントロールするしかない。私の人生の一部である石さえも触れるには気力がなさすぎる時期さえあった。これって相当重症。

自分は何処に向かっていくのだろう。体力というより気力が尽きてしまったような感覚。これってよくないよな、と思いながらも糸口は全く見つからず。

不愉快なほど長い梅雨が明けた今年の夏、撮影のために、とある石に触れる。「もう少し、頑張れるかも」そんな気持ちがどこからともなく湧いてきた。その日からまず、やり残してそのままにしてしまったもの、無意識のうちに「無かったことにしよう」と蓋をしてしまったもの、とにかく中途半端にしてしまったものを一つ一つリストアップしていく。同時にやりたかったけど、形にできていないものについても。途方もなく膨大なリストが完成した。(少々、ゲンナリした。)そのリストを一つ一つ片付けて行こう、どこに向かうのかはわからないが。とても地道な作業だけれど、コツコツとこなしていくうちに(現在進行形だけど)少しづつ、活力のようなものが腹の底から湧いてきた。忘れていた感覚・活力。

ふと、ここ数年を振り返る余裕ができた。

身体的にも辛かった数年間だったけど、一番辛かったのは、活力を失ってしまったこと。そしてそのダメ押しは、恐らく、昨年の指の怪我だったと思う。(これは今振り返って分かることであって、当時はちょっとしたアクシデントくらいの認識だった)facebook の方には少し記しましたが、昨年のゴールデンウィーク明けにざっくりと小指を損傷してしまい、それが当初の診断より深刻な神経を損傷するほどの傷で緊急手術となってしまいました。

手術直後の写真。全体的に腫れています。



「毎年のように手術台の上に乗ってる。嫌になっちゃうな」当時はそんな感じだった。結局半年近く通院し、完全に元のようには戻らなかったけど、指捌きを少し変えれば作品作りには支障はない、くらいに回復した。

回復した、はずだったのだけど、切れて繋がったのは指の神経で、私の気力はプッツリと切れたままだった。それから1年以上が経過した。切れた気力が再び繋がるのには、神経より時間が掛かった。

「どん底に落ちても人は這い上がれる。這い上がったとき、足元に素敵なギフトが置かれている」これ、私がこの人生で学んだことの大切な教訓の一つ。そのギフトはささやかすぎて這い上がって立ち上がったときには、よくわからない。でも時間が経って振り返ると、あれは大事なギフトだったんだ、と気がつく。

ここ数年の間で私、転んだ。で、やっと立ち上がって前を見ることができるようになった。忘れていた気力を思い出した。この先、体力が気力に追いついていかないこともあるかもしれない。もしかしたらまた気力を失うかもしれない。  一歩一歩、前に進むしかない。やっと自分にそんな言葉をかけられるようになった。

、、、、、、と、ここまでがこの数年間に起こった出来事。これ以上、具体的に深く語り出すと、ただの「不幸自慢ブログ」になっちゃうので、ここでおしまい。転んで呆然としている間にコロナという世界を巻き込む病が出現した。私も泣きっ面に蜂の若く、その影響をガッツリ受けた身でありますが、私自身、そして私の周辺の人々、そして多くの人がこの病をきっかけに変化せざるおえない状況にあるかと思われます。転んだどころじゃない、墓穴に放り込まれたよ、という方だっているはず。そんな厳しい状況下の人の、気持ちに寄り添うことはできても勇気付けする言葉は見つからない。言葉を発しても多分、虚しく響くだけだと思う。どんなに絶望しても心の隅で前を向ける時がやってくるということ、信じて欲しいと思う。もちろん、私も信じる。

遅めの夏休み

8月20日から26日までネットショップをお休みします。

お買い物はお楽しみいただけますが、

発送・問い合わせの返信等は27日からとなります。

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この夏、本当に暑かったですね。とても体調管理の難しかった、夏。

緑に囲まれた土地に暮らしているせいか、ちらほらと秋の気配も感じます。

今年の夏は、お仕事ではずっとオーダー作品に取り掛かり

サイトの更新がまったくできずにいました。

途切れることのなくオーダーを頂けるのはとても嬉しい反面、

サイト運営が止まってしまい、焦り気味でもあります。

そして、申し訳ないです、本当に。

何事もバランスは大切。自分の仕事をどうすればバランスよく

こなしていけるか?ここをちゃんと考えていかないとな、と思案中。

 

何十年かぶりに、髪の毛をバッサリと切りただいまベリーショート。

この1年くらい美容師である友人に、切ってもらっている。

椅子に座ってなんとなく「こんな風に」と曖昧に伝えても

いつもバッチリ「そうそう、これこれ!」と言う髪型に仕上げてくれる。

私のもっとも苦手なことの一つは

「美容師さんに希望の髪型を伝えて・希望の髪型にする」

苦手どころかうまくいった試しがないし、そのせいか

美容院に行くのが億劫になり、ずっと結わきっぱなしのヘアスタイル。

友人が美容師としての腕がいい、それもあるのだけど

やっぱり最大の原因は髪切る人が、友人として私という人間を

よく知っているから希望通りの髪型にしてもらえるんだと思う。

コミュニケーション・お互いを知ること。

これ、本当の本当に、大事。

2018年の夜明け

あけましておめでとうございます。

本日から少しずつではありますがサイトを再開いたいします。

 

昨年秋の台風ののち、家の裏山が崖崩れとなり

数週間に及ぶ避難・ジプシー生活を送って、その中での新居探しと引っ越し。

新居でのネット環境の整備に予想外に時間が掛かり2か月が過ぎてしまいました。

安全な、「自分の居場所」を見つけることができ

新年は、空襲警報レベルの船の汽笛を聞きながら

新しい新居で新しい年を迎えることができました。

ここは横須賀。

新居を見つける際、都心方面に戻ってはどうか?と人から

アドバイスをもらいました。

東京で生まれ育つとその特殊さがいまいちわからなかったのですが、

東京というのは、やはり便利な街です。

それは仕事に関しても、暮らすことに関してもとにかく「便利」。

横須賀生まれの人たちからも「わざわざこんなところ住まなくても。自分はここで

生まれ育った土地だから不便さは感じないんだけどね」と言われること、多々あり。

見知らぬ土地・横須賀に流れ着いて数年。

余儀なくされた引っ越しなら、「元居た場所」に近い土地に移るいい機会では?

そんな感じのアドバイスをもらっていたのですが。

 

なんの根拠もなく「東京から南下したい」という理由で住み始めた横須賀なのですが

海と山が見えて坂の景色が広がるこの街に、もう少し身を置きたい。

足腰が丈夫なうちはまだ坂の上に住んでみたい、美しい景色の広がる山中で。

そんなに「便利」でなくてもいいんだ、もう。

今しばらく、この土地で生活を続けます。

 

秋から冬にかけて。

土砂崩れという引き金が、実はいろんな物事の引き金だったらしく、

盆と暮れが一緒にやってきたごとく、様々な変化が押し寄せてくて

若いころだったら絶対に打ちのめされてたな、と思うのですが、

人間長く生きていると、肝が据わってくるというか・開き直りができるようになるというか・

何事も楽しまないと損をする、そんな長くないぞ、残りの人生。もったいない。

そう、「楽しまないともったいない」という気持ちのほうが

大変さより上回ってしまうようで、体力的にはきついんだけど、

歳取るって(開き直るってと同意語)悪くないな、、と認識した昨年下半期。

 

まだ未開封の段ボールと、パッキングしたままの石たちが

新居にどっさりとあるのですが、

2018年。

どんな年になるんだろう?

死なない程度に生きていくという、私のは宿命は

どんどん加速していきそうな予感がするのですが

立ち止まるなんて、もう許されない。

廻れ輪。流れろ河よ。

 

まったく予想のつかない1年となりそうな気配漂う新年。

今年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

避難

web shopを只今、お休みさせていただいています。

サイト内をご覧いただくことはできますが、お買い物ができない状態です。

 

五反田での催事が終わって、台風が去ったあと、

我が家の裏の崖が、静かに・穏やかに崩れた。

家が全壊や半壊なら、何かしらの公的助けを求められるんだろうけど、

今回の状況は「自主的避難」レベル。

ここに住んでいて安全なのか?大丈夫なのか?

自分で決断するしかなく、そして私は、ここで眠ることができない、と判断する。

「大丈夫?」と多くの人から尋ねられたのだけど、何が大丈夫なのか、大丈夫でないのか、

まったくわからない状態で、「なんか、わからない」と答えるのがやっとだった。

ただ、ここで眠ることはできない、そう判断した。

そんな私に手を差し伸べてくれる人や組織がそばにあり(正直、びっくり)

ただいま、そんな周囲の善意に甘え、避難生活中。

 

「旅をしていると思えばいい。数日ごとに宿を変え、フラフラ旅をしてきたし」

そう気持ちを切り替えようとしたけれど、

旅は安全で、私の帰りを待ってくれている(消滅しない)、戻る場所があるから

呑気にフラフラできるわけで、それを失うというのは、こんな気持ちになるのか、と痛感。

安全な、戻る場所があるというのは、こんなにも素晴らしいことだったんだ、

当たり前のことだと思っていたけど、ちっとも、当たり前ではないんだ。

、、、少なくとも、今の私には。

 

多くの自然災害が人々を襲う。一瞬にして家を失い

体育館や避難所で暮らす人を、私はテレビでしか見たことがない。

とりあえず、安全な場所にたどり着けてよかったね、

人はそう思う、私だってそう思っていた。

安全な場所にたどりついた、よかった、確かにそうだ。

でもそれでは話は済まない。

安全な場所にたどりついたのち、これからどうなっちゃうんだろう?という

漠然とした不安に襲われる。この「漠然とした」不安というのは、

ボディーブロウのようにじわじわと「効いて」くる。

避難生活で心身ともに疲れ、

鬱になったり自害してしまう人の気持ちが理解できる、今なら。

 

 

私はこの先、「死なない程度」に生きていくんだろうな、

そしてなんだか周囲に人々の善意が溢れていて、安全な我が家は今、ないけれど

心温まり、周囲にいてくれる人々が、実は人間じゃなくて

神様なのではないか?と思え、何かに守られている感を、ものすごく感じる、

帰る家、ないけど!!

 

望んでないのに、新しい場所での生活のために動き出す。

一生、定住なんてできないのかもしれないな、自分の意思は関係なく

放浪するかのように生きていくのかもしれない。

「それも、案外悪くない」

3か所目の善意の下で、ふとそんなことを思う2週間目の避難生活。

 

ご来場ありがとうございました

台風近づく中、girl’s party にご来場いただきましてありがとうございました。

 

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party はチャイとともに始まる

ビル街に佇む五反田の家。道に迷われてしまった方、多数。

Tigress YogiのHPをご覧いただいて、ご来場の方、

ちょぴり怪しげな昭和の家の引力に引かれてご来場いただいた方、

そして今回は三人での催事だったため、しでかす、sizucaのお客様にも

お会いできて楽しいひとときとなりました。

 

 

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ご来場の方々には、チャイをふるまわせていただきました。

今回はシナモンとカルダモンのマサラチャイ。

 

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室内催事は初めてだったため(いつも青空の下)、

ゆっくりと御覧いただけたかと思います。

 

そして会場となりました「五反田の家」は50年は経つとても古い建物で、

撤収作業が終わったのち、平成の時代にこんなのまだ残っていたの?の、

ものがちらほら。

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板チョコですか?のような、冷風機。

クーラーではありません。

水に風を送り冷たい空気を送り出す冷風機。

、、、、インドでは今も現役だったりしますが。

 

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ブレーカー。なのですが、銅板を接続させてなんとかかんとか、、、で

一度落ちてしまうと、単に上げるだけでは済まされない仕組みらしい。

 

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卯釈迦の占いブースを見下ろしていたのに、気づきましたか?

 

FullSizeRenderご来場いただきまして、本当にありがとうございました。

 

内なるマジック

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ペンシル型の研磨済クリアクォーツ。

ペンダントヘッドを制作中。

内部は限りなくクリアで、先端付近には緑泥が含有されています。

 

角度を変えてみてみると、、、、

 

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クラックの中から美しいレインボーが現れます。

ちなみに、対角の柱面からもレインボーが現れます。

 

ちょっと見るだけでは発見できない、様々な角度から眺めて。

そして光の当たる角度にも左右される。

様々な方向から眺め、観察したときに現れる内なるマジック。

これだからクリスタルはやめられない!と思う。

 

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先週からご紹介していますマクラメアクセサリーは、

今週末の催事「girl’s party」にて展示販売いたします。

催事のご案内 girls party@五反田

 

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う~ん。この一般家庭っぽい扉を開けるのには少し勇気がいるかもしれない。

間違えて本当の民家の扉を開けちゃったらどうしよう?とか。

扉を開けた方々の勇気を称え、チャイを振舞います!ので、ぜひ遊びきてください。

五反田の家Facebookページ

 

 

 

来週末は、girl’s party

 

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静寂の青い石

 

来週末の催事girl’s partyに向けて追い込みに入っています。

いや、追い込まれています。

 

青い石を使ってペンダントを制作。

アクアマリン、カヤナイト、クリソコラ。

青い石を手にして集中しているとき、ふと自分の小さな世界、

静寂の世界に入り込む。それはとても居心地がよく

ふと、声にならない声が聞こえてくるときがある。

 

「とにかく、リラックスすること。そうすると感覚が研ぎ澄まされ

いろいろなことがわかってくるよ」

その昔、美しい瞑想をする人に、どうしたらそんな状態になれるの?と、

バカみたいな質問をしたときに返ってきた言葉。

なんとなく、今となれば、少しだけ、わかるような気がする。

 

ストレスフルな現代社会。なかなか究極までリラックスすることは難しい。

いや、ストレスなんてないよ、と思っていても、

「なにかが」少しだけ引っかかっていたりする。

 

私にとって青い石は、自分自身と外の世界を冷静に眺めることができるアイテム。

しばし、青い静寂の中でさまよう。

 

催事のご案内 girls party@五反田