AWAKE : The Life of Yogananda

パラマハンサ・ヨガナンダのドキュメンタリー映画、日本公開が決まりました。

公式ページ

日本語タイトルは「永遠のヨギー」だそうです。

アメリカでは既に公開されたのだけど、日本公開になるとは、少々びっくり。

ヨガナンダもアーアンダモイマーもヴィヴェーカーナンダもラーマクリシュナパラマハンサもベンガル人。

これらの「どこかの時代」に私も、ベンガルに生れ落ちたかったな、と思う。

その反面、同じ時代に同じ土地に生まれても魂が進化していなかったら

出会うこともなかっただろうし、出会いに行こうともしなかったのかも。

今、日本に生まれて、彼らを知ることができている。

それだけで充分ではないか、とも思う。

 

今年。

  

ずいぶん、前に年が明けたような気がしますが、(小さな声で)あけましておめでとうございます。

ぎっくり腰の影響で、今も年末に頂いたオーダーを絶賛製作中の日々です。

水面下で色々と活動していまして表には現れないことが多々ありますが

今年もよろしく宜しくお願い致します。
年が明けてデビットボーイ、そしてグレンフライがこの世を去り、

軽い喪失感を味わいました。

人生って無限でなく、いつか終わりがくるのだな、と再確認。

限りある命の中で、私はなにができるのか?と自問。

無駄にはできない、ティーンエイジャーではないのだから

鼻くそほじってぼんやりしている間に、人生終わってしまうぞ、と自分に喝を入れる。

特にデビットボーイは、浮世離れしたというか、違う惑星から降り立ったのではないか?という

オーラというか美しさを感じることがあり、元の惑星に戻っちゃったのかな、、、

そんな気がしてならない。
人生もあっという間だけど、一月もあっという間だ。

今年も石と共に過ごせるこの環境に感謝。

年の瀬の、今年の石

2015.12.30-1

 

冬深まり、師走の足音が聞こえるころ

数年ぶりにぎっくり腰というアクシデント、発生。

これで何度目だ?ぎっくり腰。しかし今回はスペシャル級。

丸二日、まったく身動きのできず、ひたすら横になっている日々。

少し、突っ走りすぎたかな?と反省しつつも、

何もしないで横になる、というのは、いつも動いている私にとって

苦痛以外のなにものでもなく、でも、ひたすら休む、というのが

ぎっくり腰のとって最良で唯一の治療であって

ひたすら横になって、そのストレス発散は石を相手に

友達に愚痴を聞いてもらうごとく涅槃仏の体勢にてひたすら石を眺める。

 

「動」の1年間だった。

石のように「静」でいることが稀だったように思う。

動くのもいいけれど、私たちみたいに「静」でいることも大切よ、、、、

クリスタルにそんなことを教えてもらったような気がする。

動と静。多分、そのバランスが崩れたんだと思う、このぎっくり腰。

動でいると、視野が広がり、見えないものが見えてくる。

静でいると、足元が、自分がはっきりと見えてくる。

何事もバランスは大切。

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今年一年は、アクセサリーのオーダーを頂くことが増え

同時に他のお店で購入、プレゼントで貰ったなどなどのアクセサリーの

リペアのご相談がとても多く、あまりネットショップを更新できずに

申し訳なく思っています。

直接人と会って、その方のためのアクセサリーを作る。

とても新鮮で貴重な経験でした。

石のことはよくわからない、、、と言いつつも

どこか、無意識の中で「自分にとって必要な石」をわかっていて

それをちゃんチョイスされている方が大勢いらっしゃいました。

もちろん、私も少しばかりのアドバイスをさせて頂くのですが、
ちゃんと「自分の石」を選んでいます。

人間の潜在能力ってすごいな、と改めて感心。
今年の石は

忘れていた「静」を再認識させてくれたクリスタルたち。

もちろん、ネパールのクリスタル。
世界が大きなうねりの中に突入している時代。

「自分だけでも」静でいることを忘れてはならない。

動くときは動く。でも静をおろそかにしてはいけないのです。
どんな新しい年がやってくるのだろう?

そう思いつつも、新しい年は、未来は、自分で作る。

どんな未来にしたいか?

静の中でそれを想像し、そして動く。
Tigress Yogiは 本日から4日までお休みを頂きます。

今年1年間、サイトをご覧頂いた方々へ感謝を込めて。

穏やかな年の瀬、そして新年をお迎えください。

 

2015.12.30-2

緑の石

  

師走に入って頂いたオーダーは、どれも緑の石。

マラカイトはアクセサリーとして扱うのははじめてで、

どんな感じの装飾品になるのか、まだ想像ができないのだけど、

オーダー主の方に意識を向けて、編み始めているところです。

セラフィナイトは私も個人的に好きな石。

言葉で上手く表現できない、「不思議な石」

ロシアや東欧は「不思議な石」が多いような気がする、、、、

いったいどんな国なんだろう?

セラフィナイトやチャロアイトを手にするたびに

ロシアという国に行きたくなる私。

オーダーの始まり

冬がやってきます。

秋からオーダー作品の依頼がいろいろ舞い込んでいる12月。

これからの季節は催事出店がなくなるので、

熊が冬眠するがごとく、ひたすらオーダー作品を作り上げる、冬。

サイト掲載の作品がなかなかアップできなくて、申し訳なく思っています。

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今週頂いたオーダーのひとつが、ずばり、「緑の石」

在庫のルースの中から緑の石をピックアップしてご提案。

オーダーして下さる方はいろいろとタイプがあって、

自分の欲しいもののビジョンが明確で今までの作品の中から

「この作品の、この部分の装飾を入れて欲しい」とリクエストをされる方。

「この洋服に合わせたい」 と写真を送ってくださる方。

「この石でペンダントを」とルースを持ち込みの方。

「まったくお任せ。あまり派手でなければ」とお任せコースの方も。

 

「緑の石」、、、、などなどシンプルなリクエストの場合。

もちろん予算もお伺いして、じっくりと、対面したことのない

その方に集中していくつかの石をチョイスします。

石とコードとその他パーツを目の前にして、

取り掛かりから完成までの時間より

どんな石が好みだろう、そしてそれをどんな雰囲気の作品に仕上げるか?

それを考える時間のほうがとても長かったりします。

 

 

 

 

 

 

この本、おもしろかったよ「ラオスに何があるというんですか?」

 

ほとんど本を購入しなかった2015年。多分これが今年最後の購入になると思う、

村上春樹氏の紀行文集。読み終わっていないのだけれど。

それにしても電車の中で本を読んでいる人ってほとんどいなくなっちゃいましたね。

みんな携帯画面見ている。忙しくて本読む時間がない、、、という人、

電車の中が唯一の読書タイムですよー。
旅人のなかでこれから行く  国(行く予定の国)の旅行記は絶対に読まない、っていう人がいる。

固定観念ができちゃうのが嫌なんだって。

私は結構読んでしまう派。読んで文章だけではわからない匂い、音、空気感を確かめたくて

旅に出てしまう。実際にその土地に足を踏み入れて旅をはじめると固定観念なんて、

吹っ飛んじゃうので、他人の旅行記を読もうがあまり関係ないかな、と思う。
旅をしている時、なにが一番楽しい?幸せ?って聞かれることがよくある。

その土地の美しい景色や美味しいく食べ物、そして色々な人との出会いは、もちろん楽しい。

それでは何が幸せ?どうしてそんなに旅を続けられるの?と聞かれると、

私が旅をしていて幸せだな、と感じる瞬間は、これ。
知らない土地にたどり着いて、ひとりでご飯をたべているとき

場末の飯屋で周りを見渡すと、知っている人は誰もいないし、誰も私のことを知らない。

それどころか周囲が話している言葉さえも私には理解できない。

本当に私は今、異国にいて、ひとりぼっちなんだと痛感するとき。


、、、、、これが旅先で一番幸せを感じる瞬間。

それ、寂しいっていうのでは??という人がいるかもしれない。

いや、寂しいと感じるのが普通の感覚なんだと思う。多分。

でもそこには煩雑な人間関係も、責務もない。(それらは一旦日本に残してきた)

ただ、そこに私がいるだけ。

未知なるものに囲まれる幸せ、、、、とも言えるかもしれない。


断捨離してたら出てきた昔の旅写真。1997年10月。地名は忘れてしまったけど、

トルコの地中海沿岸あたりの写真。若き日々だ、相当。

この頃は、陸路でトルコからシリアへ普通の旅人でも行けた時代。

あれから。

私も、世界情勢も随分かわってしまった。

変わり続けるのが世の中ってもんなんだけど。

どっちの方向に変わっている?

そう問いかけるとき。

私自身は、想定外だったけど、多分今世ではこの道を進むために生まれてきたんだな、と思う。

私の外の世界を思うとき。

相当悲惨ではあるけれど、そこから学ばなければならない多くのことがある

その機会を逃してはいけない、そんな岐路に今いるような気がしてならない。
 

ネパールへの義援金

ブログの更新が遅くなり、申し訳ありません。

先日、売り上げの一部をラプラックを救う会に寄付させていただきましたことを

ご報告いたします。

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ネパール天空の村ラプラックを救う会Face Bookページ

ネパール地震の、震源地ゴルカ地方に近いラプラック。

震源地近く、そして山岳地帯ゆえ救助がとても遅れた地域でもあります。

写真家の石川梵氏が立ち上げた会です。

Face Bookのアカウントをお持ちでない方は、

石川梵氏のブログ そろそろ本気をだすかなをどうぞ。

どうしても、政府の援助が届かない・届きにくい地域というのがある、

私たちも2011年の震災時、それを痛感したわけだけど

ネパールという日本のような近代的なシステムがない国では

私たちが想像するよりはるかに「行き届かない」ことが多々あります。

震災3日後にネパール入りし、その「行き届かない」地域に支援をしている

ラプラックを救う会。しばし、小額ながら、

売り上げの一部を寄付していきたいと思っています。

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混迷深まるこの地球上に助けを求める人々がたくさんいる。

足元を見れば、日本にだって援助の手を差し伸べなければいけない人が

たくさんいる。足元を見たとき、まず自分の近くから

支援を始めるべきではないか?そう思うこともある。

ただ。

ネパールに出会わなければ、ヒマラヤクリスタルに出会わなければ、

多分、今の自分はいなかったと思う。

こんな風にネットショップを立ち上げることもなければ、恐らくブログだって

やっていなかったと思う。

趣味にしてはお金を掛けすぎたクリスタルコレクターが、今でもこうやって

石と共に生きて行けるのも、ネパールとの出会いがあったから。

そしてクリスタルをめぐって、様々なネパール人をはじめ良き出会いに

恵まれてきた。これ、私がこの生涯を通して恩があるならば、

それはネパールとインドという国の存在。救われてきたと言ってもいいかも。

お互いイマイチ仲がよくないってのが、辛いところなのだけど。

今までの恩返しは、今生でちゃんと全うしていこうと思います。

nepal

 

 

大きな世界、小さな世界

  

蚊の攻撃をかわしながら世界(大きな世界)と小さな世界(私だけの世界)で

起こっていること、変わろうとしていることを、ボーと考える。
パリで起こったこと、シリアでは毎日起きているんだよな。

私がもし、その地で生まれ育ったなら、

危険な海を渡ってでも、厳しい寒さのヨーロッパを徒歩であっても国境を越えると思う。

迎え入れてくれるであろう異国の、国境に向かってひたすら歩くと思う。

雨季の雨のような爆弾投下に日々さらされるくらいなら。
海を眺めながら、ふと、すでに大戦は始まっているのではないか?思いがよぎる。

極東の、小さな島国にいると実感できないだけであって。

誰か、復讐をしないという勇気を持つ、リーダーっていないんだろうか?

 

ホワイトラブラドライト
 
私の、ささやかな小さな世界では、ひたすら指先を動かす日々。

このささやかな世界があるから、私は日々生きていけるのだと思う。
いつの日か。

戦争と差別がなくなって、『戦争』『差別』という言葉さえもなくなって

『昔の本を読んでたら、「センソウ」「サベツ」って言葉が出てきたの。
辞書に載っていないんだけど、お母さん、どういう意味?』

子供が、親にそんな質問ができる日が来て欲しいと思う。

そんなの、現実的に不可能だ、と鼻で笑われるかもしれないけど、

理想は高く掲げておいたほうがいい。
憎しみのスパイラルのために命を落としていった魂のために

祈りを捧げる日々。

オーダー作品より:あともう少し

  

ブルーのグラデーションに差し色のイエロー。

小粒ながらも力強いラブラドライト 。

「青い石を身につけたくなった」

、、、と、言うことで、何種類もの「青い石」から

チョイスされたのが、このラブラドライト。
この作品のあと次のお客様のブレスレットのオーダー作品に取り掛かります。

そのブレスレットに選ばれたのも、ラブラドライト。
なにか、時代の石なのかな??

私自身もここ数ヶ月の間、

ほぼ毎日ラブラドライトを身につけています。

心がしっかりと落ち着いていられるから。

、、、、多分、そんな理由からなんだと思う。