![](https://i0.wp.com/tigressyogi.holy.jp/wp-content/uploads/2020/09/another.jpg?resize=600%2C398)
昨日、クンブメーラからバラナシへ戻ってきました。
沐浴翌日当たりから熱を出してしまい(そりゃそーだ)
ユニクロのフリースが湿ってくるくらいだから、結構な熱。
10日が最大の日でしたが、なんで前日にデリーテロ犯の絞首刑を当ててくるのかな?と
少々不安要素もありましたが、不安のベクトルは別方向に向かい、
駅の連絡通路の歩道橋が落ちて50人近い人が死んだり、
(日本でも報道されたとか・結構エグい写真が一面を飾ってました、現地では)
クンブメーラの会場でも、圧死者がでたりと、う〜ん、なかなか大変だったようです。
前回のときより、外国人観光地客もどっと増え
カメラをサドゥに向けても咎める人がまったくいなくなった、、、、、
と、いうか、インド人自体もみんな写真撮っているし、
カメラを向けられて怒るサドゥもいなくなった。
そして警官も英語を話すことができ、場所を聞いても親切に答えてくれた。
12年も経つと、いろんなことが変わってくるんだな。
12年ぶりのイラハバードのクンブメーラ。
(現地ではアラハバードでなくイラハバードとみんな言う)
3年前のあの震災のとき、状況が刻一刻と悪化する中で
一番最初に浮かんだ思いは、
「あれ?私は2013年のクンブメーラに行けなくなっちゃうの?」でした。
なんでそんなことが一番最初に浮かんだのかは、自分でも定かではないのだけど、
すべてはノー・リーズン。浮かんできちゃったものは、仕方がない。
この6日間、まったく英語を話せない度99.999パーセントのサドゥたちとの生活。
「濃厚な日々」とか「圧縮されたような日々」を超えて
それは既に「アナザー・ワールド」でした。
書きたいことはたくさんあるけれど、今しばらく熱冷ましに専念します。
バラナシのガンガー沿いの部屋に泊まっていますが、
今まではずーと、そこで沐浴する人々を見て、
「よくやるよな、こんなに汚いのに。私には勇気ない」なんて言っていたのに
バラナシから更に下流地点での今回の沐浴、、、、、
熱だけで済んだだけ、ラッキーだったのかも。
![](https://i0.wp.com/tigressyogi.holy.jp/wp-content/uploads/2020/09/sadhu.jpg?resize=332%2C500)
思っていた以上に楽しんだ。
![](https://i0.wp.com/tigressyogi.holy.jp/wp-content/uploads/2020/09/fire.jpg?resize=500%2C332)
囲炉裏とその火、灰は神聖なものなので、サドゥ以外は触れることができない。
この灰を体に塗って、沐浴の日にサンガンに向かう。