2011/11/16 16:53:55
ちっとも役立たなそうな、決して決して観光に役立ちそうにない、
ミュンヘン滞在のメモ書きです
エコバックを持ち歩こう
パン屋に入っても、食料品店に入っても
プラスティックバック(コンビニ袋)をくれるところは少ない。
スーパーなら、レジ前に30セントくらいでレジ袋が販売されている。
「ちょっとパン買ってからホテルに戻ろう。あ、水も買わなきゃ」なんて場合、
パンは紙袋に直接入れて、はい、と渡される。
1リットルミネラルウォーターもそのまま、はい、と渡される。
エコバック、必要だったな、と痛感したドイツ。
ま、一度スーパーでレジ袋を購入してしまえば、それを使い回せばいいのだけど。
(そうしてる地元民、結構見かけた)
電車の中で、なぜ眠らないのだ?
ミネラルショーは9時開場なので私は数日間、通勤アワーの電車に乗って移動、
帰宅アワーの電車に乗ってホテルに戻る生活をしていたのだが、
なぜか、電車の中で眠る人がいない。
まったくいなかったわけではない。1週間の間、3人ほど
居眠りコイいる人(でも1分ほどの時間)を目撃した。
、、、もちろん、長距離列車は別なんだけど。
電車に乗る・座る・寝る
これって、もう自動的な行動だと思っていたのだけど。
ドイツ人の友達に聞いてみた。
なぜ、電車の中で眠らないの?体力温存しようよ。
それとも治安的に居眠りはできないものなのか?
友達曰く
「西洋では、公共の場では必ず外に対して目を開く(意識を向ける、、、の意味)。
だから、電車の中では眠らない。
アジアはそうじゃないよね。公共の場でも自分の世界に入る(居眠りする、の意味)
これ、西洋と東洋の大きな違いだと思う。」
なるほど。確かに置き引き多発のインドでさえも電車の中で眠るよな。
タイも、中国も。
私にとっては、電車の中で座っても目を閉じることができないのは、苦行だった。
だって、座わりゃ、自動的に眠くなるってもんだ。
あるとき、電車に乗って席は空いていたのだけど、座ると寝ちゃうから
私は立っているよ、、、と言ったら
友達は笑いながら「目閉じてもいいよ、見ててあげるから」と言ってくれたが。
さて、ミュンヘン、ベルリンの通勤電車は楽勝。
「通勤ラッシュ」なんてものはなかった。(私が使用した路線だけ?)
この街、70パーセントの人が自宅で自営業しているんではないか?と思えるほど。
、、、、というか、日本の首都圏通勤ラッシュが異常なんだろうけど。
ミュンヘンのホテル、レストランは禁煙
前回のミュンヘンでは飲み屋でたばこを吸った覚えがあったのだが。
「なんだかさ、モデル都市になっちゃって頑張っちゃってるよ、ミュンヘン」
と、友達が言っていた通り
ホテル内・レストラン・飲み屋さえも、店内禁煙。
私はベランダつきのホテルの部屋だったので、
「ベランダではいいよ、でも絶対室内では吸わないで」と従業員に言われた。
星の付くホテルは喫煙室でもあるのかもしれないけど、
安宿は玄関前に灰皿があって、スモーカーはそこで吸っていた。
で、飲み屋。
暖かい室内で酒を飲んで、夜間は5度を下回る野外に出て
タバコを吸うなんて、絶対に体に悪いと思う。
ま、それ以前にタバコが体に悪いのだが。
止めろって話だ。
禁煙ブームなんだろうけど、なぜか歩きタバコはオッケー。
でも、灰皿なんてそこらじゅうに置いてあるわけではく、
みんな、道に吸殻ポンッ。
色づく落ち葉に混じって、街の中吸殻多数。
、、、なんか違わないか?ルール作りの順番が違うのでは?と思うのだけど。
ビールは酒ではないかもしれんが、酔っ払いは路上で潰れている
よく凍死しないよな、、、と思うのだけど、酔いつぶれている人も、多々。
朝の通勤時間に路上で夢の中にいる人も。
一晩ここで明かしたのか?いや、凍死するよな、、、、
ひとりの若いお兄さんが朝っぱらから路上で潰れていた。
どうやら立ちションの前後に夢の世界に入ったらしく、
チ○コ露出したまま熟睡。
さすがにおまわりさんがやってきて、連れ去ったけど。
辛いことでもあったのか、泥酔して千鳥足で大声で天に向かって叫んでいる人も。
「○×◆△~~~!」
友達に、アノヒト、何叫んでいるの?と聞いたら
「下品な言葉。とても訳す(私のためにって、意味)ことはできない」
「マ○コとか、そんな言葉?」と訊ねると
「レディーはそんな言葉口にしてはいけません!」と叱られる。
恐らく、その手の言葉だ。叫んでいたのは。
それか「やらせろ!ジェニファー!」とか。
なんだかよくわからない人も、やっぱりいる
道を歩いていても、なんなんだ?こいつ??って人に
結構な確率で遭遇した私。
服の着方もなんだかヘンだし。目もいっちゃってるし。
電車の中で、その人の隣の席が空いていても、誰も座ろうとしない、、、、
そんな感じの人。
本能が、「そこに座ってはいけない」と教えてくれるような、空席の隣席に座る人。
とある広場でそんな人をウォッチングしてたら、目が合ってしまった。
一直線に私のところにやってきて、ドイツ語で何かを言う。
すまん、ドイツ語はわからんぞ。
すると、叫ぶような大声で(英語)
「タバコを一本くれないかっ?セニョリ~~~~タッ!」
、、、、なにがセニョリータだよ。
お前にくれてやるタバコはない。
でも、みんなこっち見てるから、早く何処かへ行ってくれ。
早く行ってよ、、、、、、、タバコあげるから。
どこの国でも、観光より、マン・ウォッチングが断然楽しい私
いわゆる「ドイツ」のイメージから程遠い人も見かけたのだけど。
どんな国にでもおかしいヤツはいる、、と改めて思う。
おかしいヤツがいたほうが、世の中ってやっぱり面白い
今回ドイツで学んだのは、これに尽きる。
、、、、、身近には居て欲しくないのだけど。
結局ミュンヘンで観光らしき観光はなし、の私。
メルヘン街道なんだよね、有名な観光は。
渡印10年後にタージ・マハールを拝んだごとく、
きっとメルヘン街道のお城も10年後くらいには行くだろう。(いや、行かないな)
ルートヴィヒ2世
この人も相当おかしい人だったのだと思う。
おかしな自分の世界にはまりすぎて、お城いっぱい建てちゃって、
バイエルン王国、経済破綻に追い込むし。ホモだし。
昔、ビスコンティ監督の作品でこの王様の映画があったな。(内容忘れた)
おかしな王様を映画化しようとしたビスコンティ、
やっぱり目の付け所が違うな、と思う。